成功者のほとんどの人が、心理学は学んだ方がいいと言う。
これからコンテンツを作成し、何かを売りたいという人は絶対に心理学を学ぶべきだ。
なぜなら、人は感情で動くものだから。
実をいうと人は、理屈ではなく感情で動いている。
そのことを心理学を学ぶとよくわかる。
今回はビジネスにおいて必要だと思われる「行動心理学」の中で筆者が抜粋したものを紹介していきます。
・これから副業したい人
・コンテンツを作成し売りたい人
・シンプルに心理学に興味がある人
では、始めましょう。
確証バイアス
確証バイアスとは、自分の考えや思い込みに固着し、そればかりを集めてしまうこと。
人は、自分が思ったことを正しいと思いたいもの。
例えば、A君は男の子で、「先生が女子生徒にひいきをしている」と思っているとします。すると、A君は先生がひいきをしないか無意識に探すことになります。女子生徒に優しくしたなどでも、女子生徒にひいきした!と言ってしまうのです。そして、先生が男子生徒にも優しいとか女子生徒にも叱る場面があることは取り入れません。
このように、自分にとって都合の良い情報ばかりを無意識的に集めてしまい、反証する情報を無視したり、集めようとしなかったりする傾向のことをいいます。
ハロー効果
ハロー効果とは目立ちやすい特徴に引きずられて、他のもそうだと思ってしまうこと。
例えば、Aさんは営業トップクラスだとします。すると、他の人はAさんの発言や私生活など営業に関係ないものまでもすごく見えてくるのです。別の人が言ったら「へえ。」で終わるような発言でも、Aさんが言うとあたかもすごい発言であるかのように聞こえてしまうのです。営業がトップクラスなんだから他も優秀だと錯覚してしまうのです。
プラシーボ(プラセボ)効果
プラシーボ効果とは思い込みに固着することです。
本当は薬ではないカプセルを飲んだのにも関わらず、薬を飲んだという思い込みだけで実際に風邪が治ってしまうことがあります。
これは、薬を飲んだという安心感が体にひそむ自然治癒力を引き出しているといわれています。
他にもあります。
・高いワインだからおいしい。
・難関大学出身だから優秀。
・成功者の言葉だから間違いない。
サンクコスト効果
サンクコスト効果とは投資したお金や労力、時間をもったいないと考え、損することがわかっていてもやめられないこと。
わかりやすいのが、ギャンブルです。
すでに1万円負けているので、このままではもったいないと、負けるかもしれないのはわかっているのに、どんどんお金を費やしてしまう。
フレーミング効果
フレーミング効果とは表現方法を変えることで印象が変わることです。
例えば、倒産しかけの会社の社長がこういいました。
「うちが倒産する確率は80%…。もうだめだ。」
「うちが倒産する確率はゼロではない。がんばろう。」
同じことを言っているのですが、全然印象が変わります。
アンカリング効果
アンカリング効果とは最初に受けた印象がアンカーとなり、のちの判断に影響を与えること。
例えば、当店通常価格がアンカーで、本日限りの限定価格を見せ、こんなに安いのかと感じさせること。
先着順、早い者勝ち、〇月限定、などもアンカリング効果の一つです。