夏休み。
7月から不登校になった息子(小3)とガッツリ向き合うぞ。
不登校を受け入れたのは受け入れたが、この夏休みで、例えば昼夜逆転のようなことになるのは絶対に避けたい。
幸いまだ小学3年生ということもあり、夜はきちんと9時ごろには寝ていた。
最低限の健康な生活はキープしたい。
しかし、そんなに甘くはなかった。
夕ご飯の時間。
「ご飯やから食べよかー。」
「いや。」
「学校は行かなくてもいいけど、ご飯は食べないと生きていけないから食べるよ。」
「いや。」
無理やりに座らそうとしてもダメ。
最後には泣き叫ぶ始末。
このころの息子は、正直何かにとりつかれているんじゃないかと思うくらい、おかしかった。
だって、ご飯だよ。
ご飯。
別においしくないご飯じゃない。
なのになぜ?
こんなこともあった。
ちょっとしたことで、言うことを聞かなくて、つい
「出ていけ!」
と言ったら、その瞬間、顔が変わり、本当に出て行こうとした。
小学3年生です。
多感な中学生や高校生ではありません。
息子は追い詰められていたのか?キャパが小さいのか?
今までのいろいろなものがたまっていたのか?
このままではダメだ。
厳しくしてはダメ。
待とう。
待とう。
待とう。
1日くらいご飯食べなくてもいいじゃないか。
それくらいの気持ちで。
強制はやめよう。
人としてやってはいけないことをしているわけではない。
人としてやってはいけないことをしていたら、そこは言う。
そうじゃない場合は、目をつむろう。
しなければいけないことをさせることも大事だが、それよりも息子の意志を、楽しいことを、エネルギーを復活させることを優先させよう。
息子は今、エネルギー不足なんだ。
不登校経験の親が書いた本にそう書いてあった。
この本は、とてもおススメだ。
この時に読み、妻と義理の父母にすぐに薦めた。
この日から、息子のエネルギーを回復することを目標にした。
続く。